2021/04/06

東京六大学軟式野球リーグ戦開幕

東京六大学軟式野球連盟の2021年度春季リーグ戦が4月2日に開幕しました。

私は昨年12月、東京大学運動会軟式野球部の部長になりました。部OBの工学系研究科教授・上坂充先生が長年部長を務めておられましたが、12月に内閣府原子力委員会委員長に就任され、東大を退職されたため、副部長だった私が部長を引き継ぐことになりました。

ちょうど私が現役部員だった時、当時まだサークルだった部の運動会昇格の機運が高まり、運動会への申請と審査を経て運動会に加盟することが認められました。当時、駒場にまだあった駒場寮の居室で、出始めたばかりのワープロをたたいて資料を作り、本郷の運動会事務局に通ったことが思い出されます。

東京六大学野球と言うと、神宮球場で行われる硬式野球部が有名ですが、東大には準硬式、我々の軟式という、3つの運動会野球部があります。学内には野球サークルの数も多く、東大生は様々な形で野球を楽しんでいるのです。

運動会昇格後、部は強化を遂げ、六大学リーグで数回の優勝を果たすなど、他の5大学と互角に渡り合っています。昨年の秋季リーグ戦は第3位で、東日本大会に進出し、1回戦突破を果たしました。「勝てる東大野球部」が我が部の特徴です。と言いつつ、私が現役の頃はなかなかAクラスに入れなかったのですが・・だからこそ、その後の躍進には特筆すべきものがあります。

昨年来、コロナの影響を受け、昨年度の4年生は最後の春季リーグ戦を戦うことができないまま、引退を余儀なくされました。今年に入ってからも緊急事態宣言下により、練習を含めた活動停止の状態が数か月続き、練習試合や合宿を行えない中での開幕となりました。

開幕戦は八王子の上柚木公園野球場で開催されました。私は球場の横で、教育学研究科の新入生ガイダンスにオンライン参加してから試合を観戦しました。

開幕戦の結果は法政大学相手に0対9での敗戦でした。リーグ戦に向けた準備状況は大学ごとの活動方針の影響が大きく、我が部は活動停止の期間が長く続いた影響は否めませんでした。

しかし、まずはリーグ戦を無事に始めることができたことを喜びたいと思います。これから試合と並行して練習を重ね、悔いのないシーズンを送ってもらいたいと思います。

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