2021/10/19

大経コース同窓会のトークセッションに参加しました

10月16日(土)は東京大学のホームカミングデーでした。当日は学内各所で卒業生や一般の方々を交えたいろんなイベントが開催されます。2020年からは全面オンライン開催となり、今年もオンライン上で各種イベントが開催されました。

大経コースでは2015年より、コース同窓会である大学経営・政策フォーラムの主催で、トークセッションを開催しています。今年が7年目の開催となり、気が付けば恒例のイベントとなってきました。私は毎年コメンテータとして参加しており、毎年、各大学や大学関連の現場で活躍する修了生の姿を頼もしく聴かせてもらっています。

今年は、「コロナ禍における修了生の取り組み Vol.2~大学経営・政策コース 修了生×現役教員 トークセッション~」と題して開催されました。昨年の同趣旨の企画に続く第2弾の企画です。

当日は、大学の様々な活動に携わる教職員として活躍する修了生5名の話を聞きました。学習支援、人事、IR、体育会、そして国際化と、各大学で多彩な担当に従事する修了生が現場の活動に根差したコロナ禍の体験を報告をしてくれました。

振り返ってみるとコロナ禍は、2020年3月までには我々が思いもしなかった未曽有の事態です。その渦中で、変化する社会情勢に振り回されながらも、その時その時で最善と思われる判断を、それぞれの持ち場で行ってきたということを改めて振り返ることが大切だと思います。そこから紡ぎ出される知恵が、まだ続くであろうコロナとの共存の中での大学のあり方に活かされていくのだと思います。

トークセッションも昨年からオンラインとなりましたが、それまでは「ホームカミング」イベントということもあって、修了生以外の外部の方々に参加してもらうのがやや難しかった面があります。それに対して、今年はコース内外から70名程度の方々に参加いただきました。参加者の様子を確認しながらイベントを開催できないのは、オンラインイベントでいつも歯がゆく思う点ではありますが、多くの方に気軽に聴いていただけるのは大きな利点でもあります。参加いただいた皆様に御礼を申し上げます。

企画・実施に当たってくれた修了生・在学生の皆さん、有意義な話をしてくれた皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。


コロナ禍における修了生の取り組み Vol.2~大学経営・政策コース 修了生×現役教員 トークセッション~