2022/04/18

アメリカの大学へのCOVIDの影響に関する第2次報告が刊行されました

2020年から研究グループを編成して、COVID-19によるアメリカの大学への影響を調査してきました。この度、第2弾の報告を刊行しました。 

researchmapに論文のPDFを掲載しましたので、関心のある方はご覧下さい。お読みいただいた方はコメントをお寄せいただけると励みになります。

福留東土・川村真理・長沢誠・佐々木直子・蝶慎一「COVID-19によるアメリカの大学への影響―大学の価値・経済・国際化・キャンパスライフ―」東京大学大学院教育学研究科紀要・第61巻、2022年。

前回の報告は2020年上半期までの報告でしたが、今回はそれ以降、特に2020年から2021年に掛けての変化にも着目してみました。同じコロナ禍でも、長期化する中で異なる対応や状況が生じています。

我々がコロナ禍のアメリカの大学をフォローしているのは、大学に対するCOVIDのインパクトの大きさもさることながら、それを通して、アメリカの大学の構造的特質、ならびにそれと対比しての日本の大学の構造的特質が見えてくると考えているからです。

なお、本論文は、広島大学高等教育研究開発センター国際共同研究支援プロジェクトに採択いただいた「コロナ禍を通してみるアメリカの大学 ―新常態の新たな大学モデルの追究― 」の研究成果の一部でもあります。暖かいご支援により研究が続けられることを御礼申し上げます。

引き続き、研究を進め、意味ある成果を生み出していきたいと思います。

2022/04/04

『大学経営政策研究』がJ-STAGEに掲載されました

大学経営・政策コースが刊行母体となっている『大学経営政策研究』がこの度、J-STAGEに掲載されました。

まず、9号~11号の最新3号分を全文公開しました。ぜひご参照ください。今後も順次、バックナンバーの全文公開を進めていきます。

これまでも、コースのHPにて全文公開を行ってきましたが、J-STAGE掲載を機に、この雑誌がさらに多くの人に読まれることになると思います。

ご尽力いただいたコース事務室の塩澤容子さんに御礼申し上げます。

ぜひ多くの方にお読みいただき、活用いただきたいと思います。

また、これからもコース内外の多くの方々からの論文投稿をお待ちしています。


J-STAGE『大学経営政策研究』

大学経営・政策コースHP『大学経営政策研究』



『大学経営政策研究』第12号(最新号)

2022/04/03

入学・進級おめでとう!

 4月2日(土)、大学経営・政策コースの新年度ガイダンスを行いました。

今年度は、修士13名、博士5名の合計18名の新入生を迎えました。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。大経コースへようこそ!これから一緒に様々なことを学べるのを楽しみにしています。

今年も多彩なバックグラウンドを持ったメンバーが入学しました。この多様性を上手に活かして、自分と違うキャリアや考え方を持った人たちから学び合い、お互いに刺激し合いながらコースでの学びを楽しんでもらいたいと思います。

今年度のガイダンスは対面とオンラインのハイブリッドで実施しました。ここ2年間のガイダンスはオンラインのみだったため、教室でガイダンスをしたのは3年ぶりでした。やはり対面で、意欲に燃える新鮮な人たちの顔を見ながら新しい年度を迎えられるのは大切なことだと改めて思いました。

今年度は授業でもハイブリッドを多く取り入れ、オンラインの利便性を活かしつつ、対面での親密な交流も確保していきたいと思います。

コースでは、昨年度からの在学生を含め、今年度の在籍者は、修士課程35名、博士課程31名、研究生2名、教育学研究員3名となりました。こうしてみるとすごい数です・・・これを教員3名で回すのは至難の業のようにも思えますが、それを何とかやってきたのが大経コースです。学生の皆さんには安心して思いきり学んでもらいたいと思います。

帰りに桜満開の不忍池を歩き、春を感じた一日でした。