2021/03/22

学位授与式

 3月19日(金)、東京大学大学院の学位授与式が行われました。今年はコロナの影響で全学の学位授与式は縮小開催でしたが、それが終わった後、研究科、コースでの学位授与式を実施しました。今年は博士課程の定期修了者がコースから2名出たため、研究科全体での博士学位授与式に私も出席しました。初めて自分が主査を務めた学生、また長年指導してきた学生を送り出したのは私にとっても誇らしいことでした。たまたまですが、お二人とも私が東大に着任した年の入学生だったこともあり、感慨もひとしおでした。

午後からはコースでの修士学位授与式を行いました。今年の修了生は8名と、例年10~15名の修了生を送り出しているコースとしては少なめの人数となりました。やはりコロナの影響もあったと思います。しかし、私は、特に大経コースのように社会人学生の多いコースでは、各自の納得のいく時間を掛けて修了してもらえばよいと考えており、決してネガティブに受け止めるべきことではないと思います。何より、困難な状況の中で立派に修士論文を書き上げた修了生8名には心からの賛辞を送りたいと思います。

これから、コース修了生としての大いなる活躍を期待しています。修了生の皆と各所で一緒に写真を撮りながら感慨に浸った一日でした。

私のカウントによれば、昨年度までの大経コースの学位授与数は185(修士174、博士11)。今年の10名を加えて、195(修士182、博士13)となりました。来年度の200の大台突破は確実です。修了生との連携をますます強めていく必要性を強く感じています。

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