7月27日に、子どもの貧困と学習支援に関するシンポジウムを開催しました。
東京大学教育学研究科(学校教育高度化・効果検証センター、およびバリアフリー教育開発研究センター)とNPO法人Learning For Allとの共同開催という形で、オンラインウェビナーで開催しました。
私は司会と趣旨説明を担当しました。
一般公開で開催したところ、多くの方々の関心を呼び、学内外の360名ほどの方々にご参加いただきました。シンポジウムの中では参加者の皆さんから多くの質問・コメントをお寄せいただきました。また、終了後のアンケートでも多くのコメントをご提起いただき、子どもの貧困問題に対する社会的な関心が高まっていることを感じました。ご参加いただいた方々、貴重なコメントをお寄せいただいた方々に御礼を申し上げます。
子どもの貧困については、政策的にも、文科省、厚労省、内閣府で課題として取り上げられており、2020年には秋の行政改革レビューに「子供の貧困・シングルペアレンツ問題」が取り上げられました。この点について、大経コース修了生の刈屋早央理さんに貴重な情報提供をいただきました。ありがとうございました。
当日は、LFAの李炯植さん、多田理紗さん、松村磨季さんのお三方に、子どもの貧困の実態や課題、それに対してLFAがどのような働き掛けや活動を行っているのかについてお話しいただきました。
その後、教育学研究科の小国喜弘教授(バリアフリー教育開発研究センター長)にバリアフリーの視点から、また本田由紀教授(教育社会学)に教育社会学研究の視点からコメントをいただき、それらを元にフロアとの議論を行いました。
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